齊藤 公二郎
1957年 山形県西村山郡西川町生まれ 美術作品の鑑賞者は、自分の視野を作品の輪郭内にのみ求めるのは不可能である。写真のトリミングではあるまいし、展示会場内で一作品をその輪郭内で鑑賞し終えるものではない。そこには常に背景である壁面があり、その色、その形状、素材等に包まれて作品は存在するのである。先史時代に制作されたであろう、ラスコー壁画や、ナスカの地上絵はよく知られたものだが、それらは否応なく、あるいは故意に、その制作物を包含する環境を度外視してはその価値を見出せないものである。
The Wall II 2004汎美展(東京都美術館) The Wall II 同左 The Shade 1998汎美展(東京都美術館) The Shade II 1999汎美展(東京都美術館) Spaceimen of Substance 2007汎美展(東京都美術館) Spaceimen of Substance 同左 |